片桐裕警察庁長官(61)と樋口建史警視総監(59)が勇退し、新長官には米田壯次長が昇格、新警視総監には西村泰彦警備局長を起用することが本日の閣議で了承された。長官・総監の警察両トップ同時退任は平成14年以来11年ぶり。25日発令。
◎米田壯(よねだ・つよし)新長官は兵庫県出身、60歳、灘高、東大法、昭和51年警察庁。和歌山県警本部長、刑事局暴力団対策部暴力団対策1課長、官房会計課長、警視庁刑事部長、京都府警本部長、刑事局組織犯罪対策部長、刑事局長、官房長などを経て、平成23年10月から次長。
◎西村泰彦(にしむら・やすひこ)新警視総監は三重県出身、57歳、県立伊勢高、東大法、昭和54年警察庁。警視庁警務部参事官・人事1課長事務取扱、沖縄県警本部長、警備局警備課長、官房会計課長、警視庁警備部長 警察大学校副校長兼官房審議官(刑事局・取調べ適正化担当)などを経て、平成22年1月から警備局長。
(25日付)
【任警視総監】警視総監(警備局長)西村泰彦
【警視監】次長(官房長)金高雅仁▽官房長(大阪府警本部長)坂口正芳▽大阪府警本部長(官房審議官=生活安全局担当)田中法昌▽官房審議官=生活安全局担当(官房付)山下史雄
▽警備局長(警視庁副総監・犯罪抑止対策本部長事務取扱)高橋清孝▽警視庁副総監・警務部長事務取扱・犯罪抑止対策本部長事務取扱(官房総括審議官)小谷渉
▽刑事局長(官房首席監察官)高綱直良▽官房首席監察官(警視庁警務部長)三浦正充
▽警察大学校長(交通局長)石井隆之▽交通局長(兵庫県警本部長)倉田潤
【任警視監】兵庫県警本部長(内閣官房内閣審議官=内閣情報調査室兼内閣情報調査室カウンターインテリジェンス・センター副センター長)内閣事務官・塩川実喜夫
◇辞職【警視監】内閣官房内閣審議官=内閣情報調査室兼内閣情報調査室カウンターインテリジェンス・センター副センター長(官房総務課長)桝田好一
【警視長】官房総務課長(三重県警本部長)斉藤実▽三重県警本部長(刑事局組織犯罪対策部犯罪収益移転防止管理官)高須一弘▽刑事局組織犯罪対策部犯罪収益移転防止管理官(警察大学校組織犯罪対策教養部長兼刑事局組織犯罪対策部付)河合信之▽警察大学校組織犯罪対策教養部長兼刑事局組織犯罪対策部付(官房給与厚生課給与厚生企画官兼関東管区警察局総務部警務課長)扇澤昭宏
【警視長・内閣事務官】官房参事官=危機管理企画担当・内閣官房副長官補付内閣参事官=内閣官房空港・港湾水際危機管理チーム参事官(警備局付・内閣官房内閣参事官=内閣情報調査室国内部門)井上一志
【警視長・任内閣事務官】警備局付・内閣官房内閣参事官=内閣情報調査室国内部門主幹(警備局警備課警衛室長)安田浩己
【警視正】警備局警備課警衛室長(警備局警備課災害対策室長兼警備局調査官)篠原和良▽警備局警備課災害対策室長兼警備局調査官(警備局付・内閣官房内閣参事官=内閣情報調査室国際部門)和田薫▽官房総務課留置管理室長(官房付・内閣官房副長官補付企画官)片倉秀樹▽警視庁組織犯罪対策4課長(刑事局組織犯罪対策部企画分析課犯罪組織情報官)鈴木敏夫▽関東管区警察局総務部警務課長、山本真吾
【任警視正】刑事局組織犯罪対策部企画分析課犯罪組織情報官(総務省情報流通行政局衛星・地域放送課国際放送推進室長)総務事務官・島村英
【警視正・任内閣事務官】警備局付・内閣官房内閣情報調査室情報調査官=国際部門(警視庁組織犯罪対策4課長)佐藤隆司
【内閣事務官】内閣官房副長官補付内閣審議官=拉致問題対策本部事務局長(内閣官房副長官補付内閣審議官=拉致問題対策本部事務局長代理)三谷秀史
◆退職【警視総監】樋口建史【警視監】(警察大学校長)田村正博▽(刑事局長)舟本馨
◇辞職【警視正】総務省情報流通行政局衛星・地域放送課国際放送推進室長(官房総務課留置管理室長)小澤孝文
(29日付)
【警視長・任内閣事務官】官房付・内閣官房副長官補付内閣参事官=内閣官房行政改革推進本部事務局参事官(官房付)早川治
◎田中警視監は三重県出身、56歳、東大法、昭和55年警察庁。本部長は3回目。
塩川警視監は北九州市出身、53歳、東大法、昭和57年警察庁。本部長は2回目。
高須警視長は大阪府出身、49歳、東大法、昭和62年警察庁。本部長は初めて。
山下警視監は前首相秘書官。早川警視長は前内閣府行政刷新会議事務局参事官。
片桐氏は椛ケ保ジャパン顧問、樋口氏は日東紡績褐レ問、舟本氏は叶ョ理回収機構特別審議役へ。